受験役立論 受験勉強は、人生をより豊かにしてくれました!
定年間近のサラリーマンからのメッセージ
「受験勉強は意味がない」
「勉強するのが嫌いだからしたくない!」

そんな学生諸君にお伝えしたい!

~受験勉強は、その後の人生でこんなに役に立ちましたよ~
⓲「大学受験で得たものが、就活や会社人生で生きました」
 (スポンサードリンク) 

 
 もうすぐ定年退職を迎えるサラリーマンのhossieです。
 高校は進学校には行けず、その高校でも下位の成績に甘んじていましたが、一念発起して受験勉強に取組み、偏差値31から早稲田大学法学部に合格しました(高校創立以来、初の合格者でした)。
 全くの劣等生だった自分が受験勉強に正面から向き合ったことで、その後の人生がより豊かなものになりました。
 当サイトでは、私が当時どんな受験勉強をし、その経験が後の人生でどのように役立ったかについて、お伝えしたいと思います
※登場人物は全て仮名で表記しています。


 管理人のhossie 

⓲大学受験で得たものが、就活や会社人生で生きました!


 大学に入ったら少しは勉強するつもりでいたのですが、麻雀やアルバイト、サークル活動等にのめりこみ、ほとんど授業に出ない堕落した生活を送っていました。
 成績も悪く、「優」の数は12個しかありませんでしたが、
バブル期と言う大変恵まれた環境にいたため、今の会社(資本金3,000億円超の一部上場企業)に就職することが出来ました。
 早稲田大学法学部の学生と言うメリットは、就職活動の際に強く感じました。
 今でもそうだと思いますが、面接のステップが他の大学の学生より少なかったり、幹部候補として採用したいと役員から話を受けたこともありました。
 企業側は、
有名大学の学生が概して優秀だということを経験的に知っています。採用は人物重視とよく言われますが、限られた時間の中で優秀な学生を確保するには、学歴で絞った学生の中から人物重視で選ぶ方が効率的だと企業は考えるのです。有名大学に入ることでその恩恵に預かることが出来ます。
 こうして首尾よく会社に入ったのは良かったのですが、程なく「周りにいる同期が皆優秀で、自分より遥かに出来る」ということに気づきました。
 私の同期は230名いましたが、早稲田と慶応だけで合わせて100名、その他有名大学が目白押しで、東大や京大、一橋と言った超有名国立大学の出身者も山ほどいました。
 入社後の新入社員研修の中で受けた業界共通の資格試験の模試で、ほとんどの人が合格ラインを超えている中で、私を含め数人だけが酷い点で、皆の前で立たされました。
 この時に再び己の力量を悟りました「自分は同期、いやこの会社の中で相当出来が悪い方だ」と言うことを。
 でも会社と言うところは、頭が良いだけで出世したり、上司から可愛がられたりするものでもありません。
 むしろ私のように
自分が”ダメ人間”だと自覚している人の方が謙虚な部分を持っていたり、真摯に努力したりします。また、体育会や運動部の出身で先輩後輩の間柄をわきまえているような人の方が、会社の中で上手くやって行けたりもします。私もそれに救われた一人です。
 もちろん人より努力しないと仕事にならないので、深夜残業、土日出勤は勿論のこと、行き帰りの電車の中で勉強したり、仕事を家に持ち帰って捌いたりと言うことを当たり前にやっていました。
 個人営業の拠点長をしている時の出来事です。
 成績を確認する会議でしたが、成績が悪かった私は、会議の席上で上司から叱られました。
 でも最後に「hossieは業績は悪いが、良い所もある、それは叱られ上手な所だ!」と面白おかしく言われ、会議室に笑いが起こりました。
 皆からは「hossieは成績が悪いのに、あんまり厳しく怒られないなぁ、不思議だなぁ」とよく言われましたが、当時の上司は、私が難易度の高い組織を担当していたこと、成績は悪いけれども陰では努力していたことをよく見てくれていたようです。
 3年間拠点長をやった後、本社に異動になる際に上述の上司に呼ばれ、こう言われました。「hossieくん、君は業績は悪かったけど人としては良い物を持っている。良い所に配属してやったから、そこで頑張れ!」
 私が配属されたのは法人営業の組織で、自ら新規開拓をする部署でした。社内ではきつくて嫌がる人が多いのですが、この仕事で私の特性が生きることになりました。
 法人営業は知識や頭の良さも大事ですが、それよりも相手(取引先)の懐に飛び込む人間力が大きく物を言います。私は頭は悪いのですが、人と接することは大好きで、お客さんと接点を持つことが楽しくて仕方がありませんでした。自分が楽しく営業に行けば、相手も楽しい気持ちで受け入れてくれます。
 それまでの会社生活で大した実績を挙げて来れなかった私でしたが、
法人営業では驚くほど実績が出て、何と社長賞(法人営業のトップ表彰)を貰ってしまいました。
 努力すべき時に「するかしないか」が運命の分かれ道になります。
 これで私の会社人生が大きく変わりました。この翌年、私は法人営業チームのリーダーに抜擢され、その後部長に昇格しました。こんな私が部長にです。
 部下からすると「何でこんな頭の悪い上司に遣えなきゃいけないんだ」と思っているかもしれません。でも、人それぞれ良いところがあり、私のように頭が悪くても活躍できる場面があるのです。
 
受験で真摯に物事に向かう大切さを学んだことで、会社生活も上手く行ったのだと思います。受験勉強に必死で取組んだことが、その後の人生に生きたのです。
 皆さんも受験勉強でなくても良いですから、何かに一生懸命努力されることをお勧めします。いつになるかは分かりませんが、努力はいつか必ずご褒美をもたらしてくれますから。
 
前のページ
目次
へ戻る
次のページ


受験勉強はその後の人生で大いに役に立ちました。

mixiチェック
当サイトのQRコード
  (参考文献)
受験生の神様とも言われている林修先生の受験本です。「人生の基礎は受験で作り得る」と言うコンセプトで書かれています。
Eメールはこちらへ→ fwgg4598●nifty.com ※迷惑メール防止のため、●を@に置き換えて送信ください。

(スポンサードリンク)
   
「受験役立論:受験勉強はその後の人生を豊かなものにしてくれました」
COPYRIGHT (C):love-shrines-ranking.com ALL RIGHTS RESERVED.
コピー禁止