石上布都魂神社(岡山県赤磐市)|がん封じで知られる備前国一宮

1. 歴史・由緒
石上布都魂神社(いそのかみふつみたまじんじゃ)は、岡山県赤磐市に鎮座する延喜式内社で、備前国一宮として古くから崇敬を集めてきました。
​御祭神は素戔嗚尊で、日本神話において八岐大蛇を退治した際に用いた霊剣「布都御魂(ふつのみたま)」を奉納したと伝えられています。
​この剣は後に奈良県の石上神宮に移されたとされますが、当社はその発祥の地とされています。
​社殿の背後には、神が降臨したとされる磐座(いわくら)があり、古代信仰の名残を今に伝えています。​

2. 癌封じ・病気平癒の御利益
石上布都魂神社は、素戔嗚尊が大蛇を退治した剣「布都御魂」を祀ることから、災厄や病気を断ち切る力があると信じられ、特にがん封じや病気平癒のご利益で知られています。
​境内では「癌封じ守」や「太刀守」などのお守りが授与されており、遠方からも多くの参拝者が訪れます。​
また、社務所が無人の時間帯でも利用できる御朱印や癌封じのお守りの自動販売機が設置されており、参拝者の利便性が高められています。​
実際に、癌封じの御利益があったと言う体験談も寄せられており、信仰の深さが伺えます。
​神秘的な磐座や自然豊かな環境も相まって、心身の癒しを求める人々にとって特別な場所となっています。​

3. 所在地・アクセス
○所在地:岡山県赤磐市石上1448
○アクセス:
🚃 電車でのアクセス:
・JR建部駅からタクシー約20分
車でのアクセス
・山陽自動車道山陽ICから約30分
○駐車場:有り(20台)
○公式サイト:なし

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