石切劔箭神社(大阪府東大阪市)|癌封じで名高い“でんぼの神様”

1. 歴史・由緒
石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)は、大阪府東大阪市に鎮座する古社で、創建は神武天皇2年(紀元前659年)の時代とされる非常に由緒ある神社です。
ご祭神は饒速日尊(にぎはやひのみこと)と、その御子・可美真手命(うましまてのみこと)で、病魔を断ち切る力を持つ神社として信仰されています。
古くより「石切さん」「でんぼ(腫物)の神様」として親しまれ、病気平癒やできもの・難病封じの御利益を求めて、近畿圏のみならず全国から参拝者が訪れる神社です。
病気平癒のご利益を求めて訪れる人々で常に賑わいを見せる一方、境内には厳かな空気も漂い、古式ゆかしい神事が今も受け継がれている点も、多くの人々に信仰される理由の一つです。

2. 癌封じ・病気平癒の御利益
石切劔箭神社は「でんぼ(腫物)の神様」として広く知られており、がん封じや腫瘍退散、病気平癒を願う参拝者が絶えず訪れます。境内では「腫れ物退散祈願」や「身体健康祈願」が日々行われており、特にがんに悩む方々が全国から足を運ぶ姿が見られます。
個人の祈祷に予約は不要で、祈願の際には名前と患部、願意を記した「申込書」を奉納し、神職による真摯な祝詞奏上のもと、病の平癒が祈られます。
また、「病気平癒守」や「剣型のお守り」など、特にがん封じに特化した授与品も人気です。
参拝者の間では「石切さんに祈って気持ちが前向きになった」などの体験談も多く語られており、現代においても“病を断つ剣”のご神徳は多くの人の心の支えとなっています。

3. 所在地・アクセス
○所在地:大阪府東大阪市東石切町1丁目1-1
○アクセス:
🚃 電車でのアクセス:
・大阪メトロ「本町」駅より、近鉄けいはんな線「新石切」駅まで約20分、徒歩7分
・近鉄奈良線「鶴橋」駅より、近鉄奈良線「石切」駅まで約20分、徒歩15分
・近鉄奈良線「生駒」駅より、近鉄奈良線「石切」駅まで約5分、徒歩15分
車でのアクセス
・近畿自動車道「東大阪」JCT経由、阪神高速13号東大阪線「水走」出口より直進し四ツ目の信号を左折、約5分
・第二阪奈道路「西石切ランプ」出口より大阪外環状線、被服団地前交差点をUターン約5分
○駐車場:有り(ただし台数に限りがあるため、公共交通機関推奨)
○公式サイト:https://www.ishikiri.or.jp/

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