1. 歴史・由緒
櫛原天満宮(くしはらてんまんぐう)は、福岡県久留米市東櫛原町に鎮座する天満宮で、学問の神として知られる菅原道真公を御祭神としています。
創建は後鳥羽天皇の御代、文治5年(西暦1189年)で同地区の鎮守の神様としてお祀りされたのが始まりと言われており、一説には鎌倉幕府を開いた源頼朝が創建したとも伝えられています。
地域の人々から「久留米の天神さま」として親しまれ、地元の信仰を集めてきました。
境内には、道真公にちなんだ撫で牛が祀られており、体の治したいところを撫でると治ると言われています(撫で牛の御守も購入できます)。
また、境内には石丸遺跡の大石があり、古代からの歴史的な背景を感じさせます。
近年では、がん封じのご利益がある神社としても知られるようになり、遠方からの参拝者も増えています。
2. 癌封じ・病気平癒の御利益
櫛原天満宮では、がん封じや病気平癒のご利益があるとされるお守りやお札が授与されています。
特に注目されているのが、賽銭箱の横に設置された「がん封じ守」や「祈癌封じ之種」と記されたお札で、初穂料500円を賽銭箱に納めれば、24時間いつでも受け取ることができます(日中でも不在のことが多いようなので、お釣りが要らないようにしてお越し下さい)。
この無人授与の方式は、参拝者の善意を信じる「性善説」に基づいており、神職が不在の時間帯でも多くの人々が訪れています。
実際に、がん封じのお守りを授かり、病気が快方に向かったという体験談も寄せられており、信仰の対象としての存在感を高めています。
また、境内の撫で牛は、自身の患部と同じ箇所を撫でることで病気が治ると信じられており、多くの参拝者が祈願に訪れています。
3. 所在地・アクセス
○所在地:福岡県久留米市東櫛原町1324
○アクセス:
🚃 電車でのアクセス:
・西鉄天神大牟田線櫛原駅下車徒歩5分
車でのアクセス
・国道3号線櫛原駅前信号を西に入り、最初の角を右折
○駐車場:有り(境内東側に5台程度)
○公式サイト:https://kushihara.amebaownd.com/
櫛原天満宮(福岡県久留米市)|がん封じ守が24時間受取可能です
