1. 歴史・由緒
東京都青梅市の御岳山(標高929m)の山頂に鎮座する武蔵御嶽神社は、関東屈指の霊山信仰を受け継ぐ神社です。
その創建は第10代・崇神天皇の御代(紀元前91年)と伝えられ、実に2000年以上の歴史を有する、東日本屈指の古社です。
古来より、関東総鎮護・東国の守り神として朝廷や武家、庶民から広く信仰を集めてきました。
とりわけ修験道との結びつきが強く、御岳山一帯は古来より修行の霊地として発展してきました。
平安時代にはすでに国家鎮護の霊山とされ、鎌倉時代には源頼朝が祈願所とした記録もあります。
江戸時代に入ると、庶民の間で「御嶽講(みたけこう)」と呼ばれる信仰組織が活発になり、関東一円からの登拝者が増加しました。
御岳山に参ることは、「災厄を祓い、家内安全・無病息災を願う」ことと同義とされ、講中による集団登拝が盛んに行われるようになります。
本殿には、御祭神として櫛真智命、大己貴命、少彦名命が祀られており、病気平癒・がん封じのご利益でも篤い信仰を集めています。
2. 癌封じ・病気平癒の御利益
病気の中でも特に現代人の関心が高い「がん」に対して、武蔵御嶽神社では天然石を使った「がん封じ守」を授与しています。
この御守は、自然から採取されたパワーストーンに神社の祈願を込めて授与されるもので、持ち歩いたり、身につけたりすることで、病気から身を守るとされています。
授与所では、健康に関する各種御守や、災難除け・心身健全・家族の健康を願う御札なども幅広く取り扱っています。
御守りはそれぞれ丁寧に包まれ、御岳山の霊力と祈りのこもった特別なものとして、全国から求める人が訪れています。
なお、がん封じや病気平癒のご祈願は個別祈祷として神職によって執り行われています。
拝殿での祈願は、自然と一体となった神域の中で、より深く心に響く体験となることでしょう。
3. 所在地・アクセス
○所在地:東京都青梅市御岳山176
○アクセス:
🚃 電車でのアクセス:
・JR青梅線「御嶽駅」からバス、ケーブルカーを乗り継ぐ
○駐車場:御岳登山鉄道 滝本駅近くに有料駐車場あり
○公式サイト:https://musashimitakejinja.jp