1. 歴史・由緒
神奈川県茅ヶ崎市に鎮座する鶴嶺八幡宮は、平安時代の長元3年(1030年)に創建されたと伝えられる、長い歴史を持つ由緒ある神社です。
もともとは源頼義・義家父子が東国を平定する折、戦勝を祈願して鎌倉由比ヶ浜に創建したもので、のちに現在の地へ遷座されたとされています。
この地域においては「鎮守の森」として、地域住民の信仰を集めてきました。
神社の祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと・応神天皇)を主祭神とし、大鷦鷯命・佐塚大神も併せて祀られています。特に武家の信仰が篤く、鎌倉武士の守護神としても知られます。
2. 癌封じ・病気平癒の御利益
鶴嶺八幡宮の境内には、ひときわ霊験あらたかな祈願所として知られる「湘南淡嶋神社」という末社があります。
この淡嶋神社は、医薬と婦人病の守護神である少彦名命と神功皇后を祀っており、病気平癒・特に癌封じのご利益があるとされてきました。
社の一角には、「癌封じ石」と呼ばれる霊石が祀られており、難病平癒や身体健全を願う人々が手を合わせに訪れるパワースポットとなっています。
特に、がんを患った本人やその家族が祈願のために参拝するケースも多く、静かに手を合わせる姿が印象的です。
3. 所在地・アクセス
○所在地:神奈川県茅ヶ崎市浜之郷462
○アクセス:
🚃 電車でのアクセス:
・JR東海道本線「茅ヶ崎駅」北口からバス約10分「鶴嶺小学校前」下車、徒歩約2分
・JR相模線「北茅ヶ崎駅」から徒歩約15分
○駐車場:参拝者用の無料駐車場あり(台数に限りあり)
○公式サイト:https://www.tsuruminehachimangu.com/