1. 歴史・由緒
北海道函館市に位置する「東雲山善導院(しののめざん・ぜんどういん)」は、真言宗に属する高野山函館別院として知られ、弘法大師(空海)の教えと不動明王信仰を現代に伝える霊場です。
本堂の不動明王像は、強い眼差しと慈悲をあわせ持ち、参拝者の苦悩や病を断ち切り、安心と浄化をもたらす霊験ある存在とされています。
毎月のご祈祷や年中行事も行われており、地域住民からの篤い信仰を受け、今や「札幌の癒しの場」としても知られる存在です。
2. 癌封じ・病気平癒の御利益
東雲山善導院が広く知られる理由の一つが、「がん封じ」や「病気平癒」のご利益です。
ご本尊である不動明王は、煩悩や邪気を断ち切る力を持ち、とりわけ「病を断つ仏」としての信仰が深まっています。
寺では、がん封じをはじめとする病気平癒のための特別祈願を受け付けており、函館市内だけでなく、道内外からも患者やその家族が訪れています。祈願は個別に執り行われ、御守が授与されます。
また、善導院のがん封じ祈願は、「人は病も癌もそもそも有している 」と言う考えから、それ以上大きくならぬよう・それ以上悪さをしないよう病封じ・癌封じ・惚け封じなど「封じ」と薬師如来の真言を呪し祈願しています。
がんを患った人だけでなく、「健康診断で不安を抱えた方」「治療を終えた後の再発予防」「家族が闘病中の方」など、幅広いニーズに対応している点も特徴です。厄除けや心願成就の祈願とあわせて受ける方も多く、「心身を整える寺院」として高い評価を得ています。
SNSや口コミでも「心が軽くなった」「穏やかな気持ちで過ごせた」などの声が多く、精神的なサポートを求める現代人にとって、まさに“癒しの寺”としての役割を担っています。
3. 所在地・アクセス
○所在地:北海道函館市東山町156-106
○アクセス:
・深堀町駅から直線距離で約3km
○公式サイト:https://www.zendouin.org/