1. 歴史・由緒
薭田野神社(ひえだのじんじゃ)は、京都府亀岡市に鎮座する由緒ある古社で、延喜式神名帳に記載された「式内社」として知られています。
創建は奈良時代初期の和銅2年(709年)と伝えられており、その起源は1300年以上の歴史を誇ります。
薭田野神社は、古くから医薬の神・病気平癒の神として信仰されており、特に癌封じ・悪病封じのご利益で知られ、がん平癒を願う多くの参拝者が訪れます。
2. 癌封じ・病気平癒の御利益
薭田野神社が「がん封じの神社」として信仰を集める理由は、境内にある1本の樫の木にあります。
この木には自然にできたコブ(瘤)があり、「このコブを一心に撫でながら祈願することで、身体の悪い部分(特に腫瘍や癌といった病)が転移せずに治まる」とされてきました。
実際に、多くの参拝者が「癌封じ」や「病気平癒」を願ってこの木を撫でに訪れ、祈りを込める光景が今も見られます。
こうした信仰に基づき、神社では病気平癒・がん封じのお守りも授与しており、「厄難を防ぎ、身体健全を祈る場」として年々注目が高まっています。
3. 所在地・アクセス
○所在地:京都府亀岡市薭田野町佐伯垣内亦1
○アクセス:
🚃 電車でのアクセス:
・JR嵯峨野線亀岡駅から京阪京都交通バスで約15分、国道佐伯下車、徒歩約3分
車でのアクセス
・京都縦貫道亀岡ICより車で5分
○駐車場:あり(10台)
○公式サイト:なし