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受験役立論
受験勉強は人生をより豊かにする!
定年間近のサラリーマンからのメッセージ
「受験勉強は意味がない」
「勉強は嫌いだからしたくない」
そんな学生諸君に伝えたい!!
『受験勉強は、こんなに役立ちましたよ』
1/20㌻:❶幼少期から全く勉強が出来ず、危うく中学浪人に!

 もうすぐ定年退職を迎えるサラリーマンのhossieです。高校は進学校には行けず、その高校でも下位の成績に甘んじていましたが、一念発起して受験勉強に取組み、偏差値31から早稲田大学法学部に合格しました(高校創立以来、初の合格者でした)。
hossie
 全くの劣等生だった自分が受験勉強に正面から向き合ったことで、その後の人生がより豊かなものになりました。

❶幼少期から全く勉強が出来ず、危うく中学浪人に!

「偏差値〇のどん底から××大学に合格しました!」と言う受験体験記を書いた人が、実はそれなりの名門高校の出身者だったと言う話はよくあります。
 全く自慢できる話では無いのですが、私の場合は小学校低学年の頃から成績は下位の下位でした。
 先日、小学校一年生の時の通知表を引っ張り出してみたら、5段階評価(大変よく出来ました・よく出来ました・ふつうです・がんばりましょう・もっとがんばりましょう)で、体育が「よく出来ました」だった以外、「がんばりましょう」と「もっとがんばりましょう」しかありませんでした。
 その後は少し普通に近づいたのですが、それでも小学校・中学校(もちろん公立です)を通して、ずっとクラスの真ん中あたりを彷徨っていました。
 ちょっと信じられないかもしれませんが、本当に頭が悪いと、自分が頭が悪いことにも気づかないんです。少なくとも私はそうでした。
 義務教育から外れる高校受験の際も、自分は勉強が出来ないと言うことに気づいていなかったため、あやうく中学浪人になるところでした。
 私の受験体験談「受験役立論」は、この高校受験からスタートしたいと思います。

 私は神奈川県の公立中学に通っていましたが、中学三年生当時、クラスで10~15番目位の成績だったと思います。
 そんな私が受験したいと思ったのは、横浜市内にある県立S高校でした。
 S高校は進学校ではありませんでしたが、学校行事が盛んで、いじめの噂を一切聞かない平和な学校だと言われていました。
 私たちの受験の時から小学区制が導入されましたが、前年の大学区の時の偏差値は55前後、学区内で16校中5番目の順位の高校でした。
 当時の神奈川県の高校受験は、「15の春は泣かせない」と言うキャッチフレーズの元、生徒全員がどこかの高校に入れるように、中学校間で事前に調整がなされていました。
 担任の先生からは「hossieくんはS高校を受験したいようだけど、今の成績だとY高校が妥当なところです。そこだってそんなに簡単ではないですよ」と、さらに2ランク下の高校を受験するように言われました。
 「受ければなんとかなるんじゃないの?」と安易に考えていた私は、「どうなっても知らないよ」と言う担任の先生の言葉に耳を傾けず、我を張り通して自分の希望するS高校を受けることにしました。
 
受験を甘く見ていた私。結果的にラッキーで高校に受かったのに、当然と思っていました。
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 今振り返ってみると、私の当時の学力ではS高校に合格するのはかなり厳しかったと思いますが、この年の受験では思わぬ奇跡が起こりました。
 中学校間での事前調整が上手く行き過ぎて、募集定員と受験者数が同じになったのです。
 受験者405人、合格者405人。かくして私は無事にS高校に合格することが出来ました。
 先生に勧められたY高校だったら、不合格になっていたかもしれません。倍率が1.2倍くらいありましたから。
 兎にも角にもラッキーで合格したのですが、当時の自分にはそういう認識はなく、「希望を通したら何とかなった」程度にしか思っていませんでした。
 なかなか気づかないんですよね、自分が駄目だってことに。 この時点で挫折していれば、もう少し自分の馬鹿さ加減に早く気づいていたかもしれません。
 お蔭で自分は勉強が出来ないダメ男と気付くのに、更に3年の年月を要すことになりました。
 余談になりますが、中学3年生の頃にゲームにはまってしまい、数人の友人達とゲームセンターに入り浸っていました。
 子供達にはとても言えませんが、実は高校入試の日の朝も「気合を入れる!」と言って、行きつけのゲームセンターを朝から開けさせ、ゲームをしてから受験に行きました。
 この頃はギャラクシアンや平安京エイリアンと言ったゲームに夢中になっていたのですが、本当にふざけた中学生ですよね。受験生の皆さんは、絶対に真似をしないようにしてください。

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