全国の癌封じ神社・寺院ガイド|祈りが届く最強霊場46選

癌封じの最強神社に掲げられた癌封じを願う絵馬
無量寺(愛知県)

「癌が再発しませんように」「おじいちゃんのがんの進行が止まりますように」「手術が成功しますように」──癌封じで知られる神社仏閣に飾られた絵馬には、大切な人の癌の治癒を願う切実な思いが込められており、そのご利益をいただくべく、日々多くの人が願掛けに訪れています。
当サイトでは、地球の歩き方特派員のhossieが、癌封じの御利益で知られる全国の神社・仏閣を厳選してご紹介しています。各エリアで最強とも言われる46の神社仏閣の由緒やご利益、アクセスの方法等について詳しく解説していますので、是非ご活用下さい。

抗がん漢方薬「天仙液」の資料提供
がん封じには漢方という選択肢もあります。(一社)漢方ドットコムでは、抗がん漢方薬の資料並びにサンプル(1本)を無償で提供しています。詳細は、 資料請求ご案内ページ にてご確認下さい。

北海道・東北エリア 3


東雲山善導院 (北海道函館市)

弘法大師信仰を礎とする真言宗系の寺院。不動明王を祀り、がん封じ・病気平癒・厄除けの祈願で参拝者が絶えない。


西野神社 (北海道札幌市)

「病気平癒」のご利益で有名。カード型のがん封じのお守り(癌病除守)も授与され、健康祈願に訪れる参拝者が多い神社。


大満寺 (宮城県仙台市)

虚空蔵尊を本尊とする曹洞宗の寺院で、「がん封じの寺」として知られる。癌封じ祈祷やお守りを求め、多くの参拝者が訪れる霊場。

関東エリア 12



常陸国出雲大社 (茨城県笠間市)

縁結びで知られるが、病気平癒・がん封じの神としても信仰が厚い。大国主大神を祀る荘厳な神社。癌封じのお守りは郵送対応も可。


行田八幡神社 (埼玉県行田市)

健康長寿・病気平癒を願う参拝者が多く訪れる古社。「封じの宮」と称され、がん封じの祈願や御守りの授与も行われている。


秩父今宮神社 (埼玉県秩父市)

神仏習合の面影を残す歴史ある神社。龍神信仰に基づく病気平癒・がん封じの御利益で知られる最強スポットの一つ。


東光院 (千葉県千葉市)

癌封じの御利益で全国から参拝者が訪れる真言宗豊山派の古刹。「身代わり癌封じのご霊木」で知られる。


烏森神社 (東京都港区)

病気平癒・勝運・厄除けで信仰を集める神社。古来の南瓜信仰に由来する「癌封じ御守」を授かれる。


唐泉寺 (東京都江戸川区)

諸願成就を祈る密教寺院。「封じ護摩の寺・がん封じの寺」として知られ、がん封じ・病気平癒の祈願に訪れる参拝者が多い。


たこ薬師成就院 (東京都中央区)

諸病を治す法薬を与える医薬の仏として信仰を集め、がんやアトピーなど難病の平癒を願う参拝者が多く訪れる。


武蔵国御嶽神社 (東京都青梅市)

御岳山の山頂(標高929m)に鎮座する「天空の神殿」。天然石の「がん封じ」御守を授与し、病気平癒を願う参拝者に人気のパワースポット。


上行寺 (神奈川県鎌倉市)

日蓮宗の古刹。瘡守稲荷と身代わり鬼子母神を祀り、癌封じ・万病平癒のご利益で知られる。


鶴嶺八幡宮 (神奈川県茅ヶ崎市)

境内末社・湘南淡嶋神社は“医薬の神”として信仰され、癌封じ石でも知られる。病気平癒・がん封じを願う参拝者が多い。


雨降山大山寺 (神奈川県伊勢原市)

奈良時代創建の古刹。関東三大不動の一つで、京都・大覚寺の別院。弘法大師ゆかりの寺として癌封じ祈願絵馬でも知られる。


大雄山最乗寺 (神奈川県南足柄市)

室町時代(1394年)創建の曹洞宗名刹。寺の守護神・天狗を祀り、祈祷を施したキノコ形の「がん封じ」御守を授与している。

中部エリア 10



国上寺 (新潟県燕市)

越後最古の霊場。ご本尊は阿弥陀如来。がん封じ・病気平癒の祈願で知られ、山中に佇む静かな祈りの場として信仰を集める。


大岩山日石寺 (富山県中新川郡)

真言密宗の大本山。不動明王を本尊とする霊験の寺。眼病平癒やがん封じの信仰を集め、護摩祈祷も定期的に行われている。


差出磯大嶽山神社 (山梨県山梨市)

主祭神・大山祗神は古来より病気平癒の神として信仰される。がん封じ守りの授与があり、オンラインでの購入も可能。


栄久山妙善寺 (山梨県南巨摩郡)

皇室の御祈願所として栄えた格式ある寺院。がん封じ・病気平癒の祈願で参拝者が多い。


浄光寺 (長野県上高井郡)

パワースポットとして知られる真言宗豊山派の古刹。境内の薬師堂で厄除け・がん封じ・息災延命の祈願を行う。


金錫山地蔵寺 (岐阜県下呂市)

体内佛を秘蔵した本尊・延命地蔵尊を祀る寺院。がん封じ地蔵として信仰を集め、本堂ではがん封じ・病気平癒の祈願が可能。


耀海寺 (静岡県静岡市)

室町期創建の「皇室・徳川家ゆかり」日蓮宗寺院。皮膚病・がん封じ・病気平癒の祈願寺として親しまれている。


油山寺 (静岡県袋井市)

行基開創の真言宗寺院。薬師如来を本尊とし、眼病平癒・がん封じ・無病息災の祈願で信仰を集める古刹。


無量寺 (愛知県蒲郡市)

平安創建の古刹(別称「西浦不動」)。癌・難病封じで知られ、がん封じのご利益を求め全国から参拝者が訪れる。


せんき薬師 (愛知県稲沢市)

本尊はせんき薬師如来。病気平癒・がん封じ祈祷のほか、水子供養、疳の虫封じ、厄除け、交通安全など各種祈祷を行っている。

関西エリア 13



大観音寺 (三重県津市)

ご本尊は世界一の高さを誇る「純金開運寶珠大観世音菩薩」。がん封じの祈願寺として全国から参拝者が訪れている。


大慈寺 (三重県志摩市)

大慈寺内(大慈殿=旧本堂)のご本尊「ねがい千手観音」は、病気封じ(がん封じ・健脚/足腰弱り止め)の菩薩として祀られている。


薭田野神社 (京都府亀岡市)

樫の木のコブを一心になでることで悪病・がんを封じると伝わり、「がん封じの神社」として信仰を集めている。


猿丸神社 (京都府綴喜郡)

「腫物・こぶ・がん封じ」の神として全国に名高い神社。猿丸大夫を祀り、病気平癒・難病退散を願う人々が各地から訪れる。


長源寺 (京都府船井郡)

文徳天皇の皇子・惟喬親王が村人に「がん封じ」の秘法を伝授したと伝わる寺。別名「癌封じ寺」として広く信仰を集めている。


蛸薬師堂 永福寺 (京都府京都市中京区)

本尊の薬師如来は「蛸薬師」と呼ばれ、病気平癒・がん封じ・健康長寿のご利益で知られる。多くの参拝者が祈願に訪れる寺院。


菅原院天満宮神社 (京都府京都市上京区)

末社の梅丸大神は癌封じのご利益で知られ、「実際に御利益があった」という声も多い。病気平癒を願う参拝者が全国から訪れる。


因幡堂(平等寺) (京都府京都市下京区)

平安時代創建の古刹。古くから癌封じの薬師如来として信仰され、毎月8日に薬師護摩を焚いて癌封じの祈願を行う。


狸谷山不動院 (京都府京都市左京区)

境内には癌封じ・病気平癒の祈願札があり、毎年1月28日の初不動では、癌封じのご利益があるとされる笹酒接待が行われる。


石切劔箭神社 (大阪府東大阪市)

“でんぼ(腫物)の神様”として広く信仰される神社。がん封じ・腫瘍退散・病気平癒を祈願する参拝者が全国から集まる。


修生会 (兵庫県姫路市)

現始大神を祀り、病気平癒――とりわけがん封じの祈祷・お祓いを行う神社として関西で知られる。御守の授与もある。


大安寺 (奈良県奈良市)

奈良時代創建の南都七大寺の一つ。毎年1月23日のがん封じ笹酒まつりでは、癌封じの祈祷が行われる。


宮原神社 (和歌山県有田市)

境内に祀る太刀ノ宮神社は病気平癒の神様として厚く信仰され、特に喘息や癌に対する御利益があるといわれている。

中国・四国エリア 6



成覚寺 (島根県雲南市)

1900年代初頭に照龍上人が開基した真言宗醍醐派の寺院。がん封じ・病気平癒・家内安全の御利益で知られる。


玉泉寺 (岡山県真庭市)

平安時代末期の寿永3年(1183)に開創された古刹。病気平癒・厄除祈願、とくにがん封じの寺として知られ、多くの参拝者が訪れている。


石上布都魂神社 (岡山県赤磐市)

古代の武神・素戔嗚尊を祀る神社。がん封じ・悪病退散の神として知られ、「石上剣」の霊験とともに病気平癒の信仰を集める。


櫻木神社 (山口県山口市)

平安時代・承平元年(931年)創建の古社。本殿奥にがん封じ堂があり、がん封じの御利益を求めて多くの参拝者が訪れている。


瑠璃光寺 (山口県山口市)

国宝の五重塔で知られる曹洞宗の名刹。ご本尊は薬師如来。がん封じ・病気平癒のご利益を求め、年間を通じて多くの参拝者が訪れる。


金剛頂寺 (高知県室戸市)

弘法大師ゆかりの真言宗寺院。撫でると癌封じの御利益があるとされる「がん封じの椿」が名高く、病気平癒を願う参拝者が多く訪れる。

九州・沖縄エリア 2



如意輪寺 (福岡県小郡市)

九州八十八箇所霊場の一つで、別名「かえる寺」。癌切り不動明王を祀り、癌封じ・病気平癒のご利益で広く知られる寺院。


櫛原天満宮 (福岡県久留米市)

癌封じのお守り・お札を授与。賽銭箱の横に設置されており、初穂料500円を納めれば24時間いつでも受け取り可能。

抗がん漢方薬「天仙液」の資料提供
がん封じには漢方という選択肢もあります。(一社)漢方ドットコムでは、抗がん漢方薬の資料並びにサンプル(1本)を無償で提供しています。詳細は、 資料請求ご案内ページ にてご確認下さい。

【コラム】病を封じる祈りの文化 ― 日本人の「がん封じ」信仰に受け継がれる精神

続きを読む

癌封じ信仰のはじまりと日本人の祈り

日本人にとって「病」とは、単なる肉体の不調ではなく、心や運命、霊的な次元にまで通じるものとして古来から恐れられてきました。
奈良・平安時代には、疫病をもたらす怨霊を鎮める「御霊信仰」や、穢れを祓う神事が盛んに行われ、寺社では不動明王や薬師如来に病気平癒を祈る加持祈祷が定着しました。
やがて人々は、病を「封じる」「退ける」という発想を生み出し、これが後に「がん封じ」の信仰として形を成していったのです。
現代医学の概念が存在しなかった時代、人々にとって神仏への祈りこそが最も確かな「治療」であり、「祈り」は生き抜くための力そのものでした。

がん封じの神仏と祈祷の広がり

中世から近世にかけては、仏教・神道双方において病封じの祈願が体系化されました。
不動明王は「病魔退散の護法神」、薬師如来は「医王如来」として広く信仰を集め、寺院では護摩供や病気平癒の加持祈祷が行われました。
神道では、素戔嗚尊や少彦名命、天神信仰などが「悪病を祓う神」として民間に浸透し、地域ごとに独自の「封じ祈祷」が発展しました。
江戸時代になると、「瘡守(かさもり)」「腫物平癒」「癪封じ」など病名別の信仰が細分化し、明治以降にはそれらが「がん封じ」という言葉で再統合されました。

戦後の高度経済成長期に入り、医療技術の進歩とともに信仰の形は変化しましたが、人々の心から祈りが消えることはありませんでした。
むしろ、医学が進んだ現代だからこそ、「治す」だけでなく「支える」祈りの場として、がん封じの神社仏閣は再評価されるようになりました。癌封じのお守りや護摩木、祈祷札が授与される寺社は全国各地にあり、病と向き合う人々にとって心の拠り所となっています。

現代社会における「祈り」の意味と参拝の心得

現代医療が発達しても、がんという病はなお人々に深い不安を与えます。科学的治療が進んだ今だからこそ、精神面の支えとしての「祈り」の価値が見直されています。がん封じ参拝は、単なる迷信ではなく「心の免疫力」を高める行為といえるでしょう。病に直面する本人だけでなく、家族や友人が「一緒に祈る」という行為そのものに、絆と希望が宿るのです。

参拝にあたっては、まず感謝の心をもって神前・仏前に進むことが大切です。お願いだけでなく、日々の平穏やこれまでの支えに感謝する姿勢が、祈りを深める鍵となります。
お守りやお札を受ける際は「購入」ではなく「授与」を受ける意識で臨み、祈祷を希望する場合は事前に寺社へ連絡して作法を確認しましょう。
願いが叶った後には必ずお礼参りを行い、感謝を伝えることで信仰の循環が生まれます。
また、祈願はあくまで医療を補完する心の支えであり、病院での治療と併せて行うことで、より前向きな力を得ることができます。

祈りが紡ぐ希望の文化としての「がん封じ」

近年、全国の寺社で「がん封じ祈願祭」「笹酒まつり」「護摩供」などが開催され、多くの参拝者で賑わっています。
そこには、宗教や地域を超えて「病に打ち勝ちたい」「生きたい」という人々の純粋な願いが込められています。
たとえ病を完全に封じることができなくとも、祈りを通じて「恐れを封じる」「絶望を封じる」ことはできます。
神仏の前で手を合わせる行為は、自らの内面と静かに向き合う時間であり、心を整える瞑想にも似た効果をもたらします。

がん封じの信仰は、千年を超えて受け継がれてきた「祈りの文化」の象徴です。
現代社会の中で忘れがちな「見えない力を信じる心」や「生きる力への祈り」を、寺社での参拝が思い出させてくれます。
科学と祈りは相反するものではなく、共に人を支える両輪です。医療が身体を治し、祈りが心を癒やす──その調和こそ、がん封じ文化が今もなお人々を惹きつけてやまない理由でしょう。

病と向き合う誰もが、神仏への祈りを通じて希望を取り戻し、再び一歩を踏み出せるように。がん封じの信仰は、今日も静かに、しかし確かに多くの命と心を支え続けています。

スポンサーリンク